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​梅雨時の注意点

​ 梅雨入り前と梅雨明け後の一定期間を含め、雨の量が1年で最大になるのが梅雨です。近年の気象の激化により、時には半年分の雨がたった1日で降ることもあり、そういった場合は水害や土砂災害のリスクが急激に高まります。リスクの高まりに対して日頃どんなことに注目すればいいかを解説します。

​ 本年3月31日から4月2日に渡り久しぶりに数日間天気が崩れました。31日から1日までは弱い雨が断続的に続く程度でしたが、1日の夜から2日の未明にはややまとまった雨となり、最近の水不足の中では恵みの雨になったわけです。その、1日夜から2日未明の降雨の際、ホームページに設定しているアラームが鳴りました。

 当ホームページでは土砂災害について実測型RBF修正プログラムを導入して365日24時間の体制で監視を行っており、スネークライン図における長期観察予測の中で12時間後・24時間後に土砂災害の可能性が認められる場合にアラームが鳴るように設定されています。通常のスネークライン図ですと2~3時間後の状況を判断するわけですが、災害は深夜に可能性が高まることもあり、対策上早期の把握が必要になるのでこの機能があります。この1日から2日の夜間での降雨は数時間でおよそ40mm~50mmと、それだけでは災害には至らない程度でしたが、その前2日に渡って断続的に続いた弱い雨によって土中雨量指数がある程度高まっていたために、1日から2日の雨が今後24時間以上続いた場合は土砂災害の可能性があるとしてホームページはアラームを発信したわけです。

 この具体的な検証でもわかるように、記録的短時間降雨情報などの100㎜を超えるような雨だけが土砂災害を発生させるだけでなく、今回のように断続的に弱い雨が2日程度続き、その後ややまとまった雨が降る事例でも災害は発生する可能性があります。アラームが鳴ったのは深夜0時くらいで、天気予報を確認すると朝の9時くらいにはやむということでしたので、その段階では災害に至らないという判断ができました。近年の気象の激化はこれまでの常識で考えてはいけないレベルまで加速しており、特に梅雨の時期は安全だと思っていた状況が一変することもあり得ます。小泉自治会ホームページはどんな時も必要な監視と対策を行ってまいりますが、住民の皆様におかれましても非常時の持ち出し品や荷物の確認、ならびに一番大切なのはご家族の中でどんな時間帯でも万が一の時にはこういう行動をしようという共有をしていただくのが大切と存じます。

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